ビジネスの世界におけるスキルアップとは「稼ぐ力」を向上させることです。
「稼ぐ力」とは「人・モノ・金」を動かす影響力のことです。
従って、このスキルさえ身につければ十分というものはありません。
複数のスキルを身に付けて、磨きをかけて、結果を出して、という事の積み重ねによって自分自身の市場価値が高まります。
自分の市場価値を高めることによってのみ「影響力」=「稼ぐ力」を獲得できます。
この記事は以下のような方にお勧めです。
- 昇給したい
- 昇進したい
- 給料を増やしたい
- 稼ぎたい
- 自分の価値を高めたい
- お金に困らないようにしたい
- リストラされたくない
- 有利に転職したい
自分の価値を高めるスキルアップ
「稼ぐ力」を身につけるために最初にすべきことは「スキル」を身につけることです。
スキルを学ぶ→実践してスキルを磨き込む→結果を出す
この順番を繰り返すことで初めて身に付きます。
できるだけ短いサイクルでスキルを身につけるのが良いです。
テクノロジーの進化によってビジネスの形と必要な要素がものすごい早さで変化しています。
「石の上にも3年」など言って一つのスキル獲得にジックリ取り組んでいては、あっという間に時代遅れになります。
スキルの獲得は3か月から6か月ぐらいのサイクルで実践しましょう。
スキルを実践する場(会社)を変えることで磨き込みと結果を出していくのであれば、長くても1年単位です。
世の中は超高速で変化しています。
そして完全にお願いごとです。
起業や投資やマーケティングについて呟いていますのでTwitterフォローしてくれると喜びます。
ついでにInstagramもフォローしてくれると大喜びします。
スキルアップとキャリアップの違い
スキルアップはビジネスにおける教務遂行能力や目的達成能力を身につけることです。
キャリアップは職務上の経験や結果を経歴として積み重ねることです。
新しいスキルを身につけるステージに移ることをキャリアチェンジと言います。
キャリアチェンジした職場でスキルの磨き込みを行い、自分の価値を高めることでキャリアアップします。
スキルアップとキャリアップは分けて考えるべきではありません。
スキルアップするごとにキャリアアップし、キャリアアップするごとにスキルアップしていくのが理想です。
複数のスキルを身につけると自分価値はどのくらい価値が上がるのか?
自分の市場価値は掛け算で表現できます。
100人に1人が持つスキルを3種類身につけていた場合、貴方の価値は百万分の一の人材です。
1/100×1/100×1/100=1/1,000,000
百万分の一の市場価値を持っています。
スキルは学んだという事ではなく、身につけたという事が重要です。
スキルを身につけたというのは、スキルアップを果たし、結果を出せることです。
自分の市場価値を最速で高める方法
一つのスキルで100点満点を目指すのでなく80点を目指して、80点のスキルを量産することです。
80点を取るまでに使う時間と労力よりも、100点満点を取るために使う時間と労力の方がはるかに大きいです。
80点を取るための時間を2とすると、100点を取るための時間は8だと言えるぐらいです。(パレートの法則)
80点を取れる人は50人に1人、100点を取れる人は100人に1人だとすると
80点のスキル4つ=1/50×1/50×1/50×1/50=1/6,250,000
100点のスキル1つ=1/100
80点のスキルを4つ身につけていたほうが市場価値が高まります。
できるだけ短期間で多くのスキルを身につけた方が良いというのはこういう意味です。
この話は藤原和博先生が詳しく書いています。
最近は至るところで複数のスキルを身につける重要性を説明していますが、全ての元は藤原和博先生です。
リクルート出身の方は、リクルート時代に学んでいることでしょう。
実は決して特殊なことではありません。
↓ちなみに動画はこちら
自分の価値を高めるスキル14選
ここに選んだスキル14選はどれも単独で存在するものではありません。
全てが相互に影響し合っています。
敢えて伝えやすくするために分けています。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルとは、他人を理解し自分を理解してもらい人間関係を構築するためのスキルです。
「聞く力」と「伝える力」の二種類に大別されます。
コミュニケーションスキルが無いと他のスキルを活かせません。
自分の価値を高めるための最も基礎となります。
他のスキルの威力を指数関数的にアップできる
コミュニケーションスキルが高いと、他のスキルが指数関数的に威力を発揮します。
ありとあらゆるスキルを底上げする為に、人生を豊かにして仕事の効率を上げることができます。
コミュニケーションスキルを身につけると次のようなことができるようになります。
- 信頼を獲得できる
- 仕事を任せてもらえる
- 協力を得られる
- 助けてもらえる
- 子育てや教育が上手になる
- 良い家庭を築ける
- 友人・仲間をたくさん作れる
- 大きな仕事や取組みができる
資本主義において、数は価値であり力です。
「数」=「力」を増やすためにはコミュニケーションスキルを身につけることが重要です。
コミュニケーションスキルについては次の記事に詳しく書いています。
ロジカルシンキング(論理的思考)スキル
ロジカルシンキング(論理的思考)とは因果関係を整理順序立てて考えることです。
物事や問題や目的に対して、それを構成する要素をピラミッド型に細分化してく考え方です。
このピラミッドのことをロジックツリーと言います。
ロジックツリーを描くことで、物事に対する一貫性や根拠や理由を相手に分かりやすく説得力を持って伝えることができます。
理系の人はロジカルシンキングスキルがそれまでの学習によって磨かれていること多いです。
マインドマップを使うと細分化と整理と、伝える内容の組み立てがし易くなります。
人・モノ・金を動かすときの説得力に関わります。
課題解決力と論理的思考がアップするので構成や組み立てや予測が得意になる
論理的思考(ロジカルシンキング)スキルを身につけると次の様なことができるようになります。
- 目的達成や問題解決に向けた課題の整理
- 課題に対する具対策の策定
- 周囲の納得と理解を得て仕事を進めることができる
- 協力者を得やすくなる
- 明確な事前説明をすることでトラブルが減る
- プログラミングに役立つ
- 事業企画や戦略に役立つ
これからの時代はプログラミングスキルも大切です。
プログラムは単にソースコードを書くことではありません。プログラムによって実現したい動きを論理的思考によって組み立てることです。
ロジカルシンキングについては次の記事に詳しく書いています
クリティカルシンキング(批判的思考)スキル
クリティカルシンキングスキルは物事を解決していく左脳スキルです。
事実を重視します。
「過去から現在」にかけての情報を整理して1つの正解を求めます。
物事の結論を導くために「なぜ?」「本当にそうなのか?」を問い続けて、妥当性のある結論に達する必要があります。
クリティカルシンキングとは、感情や意見に流されることなく客観的に物事を判断しようとする思考プロセスです。
言葉と数字の意味を読めるようになる
クリティカルシンキング(批判的思考)スキルが高いと相手の言動の背後にある真意を汲み取ることができます。
他人の真意を汲み取ることで、円滑なコミュニケーションにつながります。
市場やユーザー(顧客)の真の課題を見つけて新規事業や新規サービスや新商品を考える際に大変役に立ちます。
クリティカルシンキングスキルを身につけると次のようなことができるようになります。
- 自分主張に説得力を持たせることができる
- 相手の行動を促すことができる
- 売上/コスト/利益/各種データからマーケティング戦略を立てることができる
- 数値データが何を意味するのかを把握できる
- ユーザー(顧客)の真の課題を見つけることができる
投資/マーケティング/企業経営/チームビルディング/等々の全てにおいて数字を読み解くための必須スキルです。
数字の意味を理解し、より良い結果に辿り着くためにはクリティカルシンキング(批判的思考)スキルが重要です。
クリティカルシンキングについては次の記事に詳しく書いています。
クリエイティブシンキング(拡散思考)スキル
クリエイティブシンキングスキルは物事を発見していく右脳スキルです。
事実にとらわれません。
「現在から未来に向けて」100%の正解は無いという前提で正解を一つにしようとせず、未来に向けて新しいアイデアを生み出します。
モノやサービスを創出する時にはアイデアを生み出すイメージや感性と発想力が必要です。
クリエイティブシンキングとは、枠組みにとらわれずに自由な発想でアイデアを生み出す思考プロセスです。
成熟化して多様なニーズがある市場においては「イメージや感性に刺激を感じる」ことが差別化になります。
差別化アイデアを生み出すために必要なスキルです。
発想力と想像力がアップするからカスタマーエクスペリエンス(UX)を向上させることができる
クリエイティブシンキング(拡散思考)スキルが高いと新しいことを始めるのが上手くなります。
多種多様なアイデアを出すことで、新商品、新サービス、新規事業、等々の立ち上げなどにつながります。
クリティカルシンキングで見つけた市場やユーザー(顧客)の真の課題を解決する「これまでには無かった新たな方法」を見つけることに役立ちます。
クリエイティブシンキングスキルを身につけると次のようなことができるようになります。
- ニーズへの差別化したアイデアの発想
- 問題解決のための新しい方法
- 新規事業、スタートアップアイデアの発想
- 差別化と優位性を持ったカスタマーエクスペリエンスの発想
投資/マーケティング/企業経営/チームビルディング/等々の全てにおいてアイデアを生み出すための必須スキルです。
これからの時代にますます重要となるカスタマーエクスペリエンスを提供する為には、「ワクワク感」「遊び心」の感性を開放するクリエイティブシンキング(拡散思考)スキルが重要です。
クリエイティブシンキングについては次の記事に詳しく書いています。
目標達成スキル
目標達成スキルとは、自分の夢や希望や願望を叶えるために確実に前進して実現するためのスキルです。
仕事や人生の目標を達成する上で、大変役立ちます。
目標達成スキルは「目標設定スキル」「目標管理スキル」「達成の為に必要なスキル」の3つで構成されます。
自分の夢や希望や願望を叶えるためには行動が必須です。
目標達成スキルは行動を起こすための基礎となります。
理想的なキャリアを設計して自分の未来を変えることができる
夢や希望や願望を具体的にイメージすると心が変わります。
心が変わると目標ができます。
目標ができると視点と考え方が変わります。
視点と考え方が変わると行動が変わります。
行動が変わると結果が変わります。
結果が変わると目標達成につながり、未来が変わります。
目標達成スキルは目標達成に必要となる他のスキルを活用して未来をつくる設計図です。
目標達成スキルを身につけると次のようなことができるようになります。
- 目標達成確率が上がる
- 目標に辿り着くための道筋を見つけられる
- 困難を乗り越えることができる
- 他のスキルの磨き込みができるのでさらにスキルアップできる
- 仕事や生活の無駄を省き、時間を有効活用できる
- やる気の維持をし易い
- 目標を周知することで協力者を得やすくなる
目標達成のステップづくりをする
実は学校に行ったことのある全ての人は目標達成のステップを実際に体験しています。
学問教科書は学習目標到達の為にステップを組んで書かれているからです。
一般的なステップの作り方を次に書いておきます。
- 大きな目標(夢・希望・願望)を設定する
・実力のはるか上にある、いきなりたどり着けない目標です。 - 最初の小さな目標を適切なレベルにする
・将来目標を達成するための階段を小さな目標で作ります。
・小さな目標は実力の少し上、頑張ればたどり着けるレベルに設定します。 - 小目標を達成するための行動目標を決める
・学習と作業の行動を積み重ねることで小さな目標に辿り着けるように設計します。
・これに時間軸を加えることでルーティン化します。
・ルーティンを一か月回すと小目標に辿り着ける…というように期限を自分で定めて行動量と作業に割り当てる時間を決めます。
仕事だけでなく日常生活においても目標を持って取り組むと目標達成スキルアップに役立ちます。
目標達成スキルについては次の記事に詳しく書いています。
質問スキル
質問によって相手の話を引き出し、答えを広げ、課題や問題の解決に結びつけていくスキルです。
上手なコミュニケーションとは「何を話すか?」という話題ありきではありません。
次の2つが重要です。
- どのような質問を投げかけるか?
- 如何に相手の話を引き出すか?
しかし、質問攻めにしてはいけません。
どんなに信頼関係があっても質問ばかりされるのは嫌なものです。
相手ができるだけ嫌な思いをしないように、相手のことが「好きだから、気になるから、関心があるから、等々」のようなポジティブな印象を与えられる話の運び方をします。
つまり、質問スキルとは会話力です。
「伝える」よりも「質問」で会話が円滑になる
コミュニケーションで重要な要素は「質問すること」です。
「過去のリーダーは何を伝えるかを知っている人だった。未来のリーダーは何を質問するかを知っている人になるだろう」
ピーター・ドラッガー
質問スキルを身につけると次のようなことができるようになります。
- 問題点を明確にする
- 考えを整理する
- 問題/課題を具体的にする
- 視点を変える
- 他の選択肢を見つける/考える
- 目的を設定する
- アイデアを出す
- 価値観を知る/悟る
- 気付き/発見を促す
- 優先順位を決める
- 本心/核心を引き出す
- 相手の本音を引き出す
- 判断基準を見つける
- 課題や解決策の磨き込みができる
チャンクアップで理想や目的を引き出す
チャンクアップは理由を問いかけることで思考を広げる質問です。
- なぜ○○したいのでしょうか?
- ○○したい理由は何でしょうか?
マインドマップでいうとメイントピックに近づいていく感じです
動機を辿っていくので抽象度が上がります。
チャンクダウンで掘り下げる
チャンクダウンは思考を具体的に掘り下げる質問です。
- より具体的にはどういうことでしょうか?
- どうやって実現しましょうか?
- 誰が関係していますか?
- いつしましょうか?
マインドマップでいうとサブトピックに落とし込んでいく行く感じです。
思考や行動をより限定的にし、具体的にしていきます。
スライドアウトで会話を広げる
スライドアウトは相手の話を横展開していく質問です。
- 他には?
- あとはどう?
質問は一問一答形式という思い込みがありますが、このような言葉を使うと、相手はさらに頭を使って答えを探しだします。
会話が膨らんで、相手はさらに話してくれます。
クローズドクエスチョンで事実確認をする
クローズドクエスチョンは「はい」「いいえ」で答えられる質問です。
- 昨日は出かけましたか?
- 困ったことはありませんか?
- やってくれますか?
日常で事実確認や状況把握や約束をするときに使っていると思います。
オープンクエスチョン
オープンクエスチョンは「はい」「いいえ」ではなく、自由に話をしてもらうための質問です。
- 今日のセミナーはどのような点が役に立ちましたか?
- この後、どうしましょうか?
広く情報収集したり、具体化したり、相手に考えてもらったり、イメージを膨らませてもらったりするときに付か言っていると思います。
質問スキルについては次の記事に詳しく書いています。
心理的スキル/心理学スキル
心理スキルとは、他人にアプローチして変化を作り出すためのスキルです。
自分や相手を進歩させたり変化させたりするので、仕事、教育、日常生活、友人や恋人や家族との人間関係、等々、人同士の関わり全てに於いて有効です。
自分自身の心理的状態を整えるスキルを心理的スキル、人の心の動きや変化の原則を体系化した学問を使いこなすスキルを心理学スキルと言います。
心理的スキル/心理学スキルを学問としてではなくコミュニケーションスキルとして効果的に身につけることができるようにしたもので有名なのはNLP(Neuro Linguistic Programming)です。
人の活動や行動の裏には、必ず根底となる本人の心理があります。
心理的スキル/心理学スキルを極めるとビジネスでもプライベートでも恐ろしいほど成功の確率が上がります。
自分の価値を高めて、転職や起業や昇給で成功するための必須スキルです。
皆に思い描く行動をしてもらうことでより良い結果を得る
心理的スキル/心理学スキルは全てに関わる為、心理的スキル/心理学スキルを身に付けると全てのスキルがアップします。
次のようなことができるようになります。
- 営業力や販売力の向上
- マネジメント能力向上
- コミュニケーション能力の向上
- 目標達成能力の向上
- プレゼンテーション能力の向上
- マーケティング能力の向上
人の心を動かすとその人は行動します。
消費、購買、協力、口コミ、紹介、作業、等々、全ての行動は心を動かされた結果です。
心理スキルについては次の記事に詳しく書いています。
プレゼンテーションスキル
相手を動かすためのスキルです。
綺麗に話をすることが目的ではありません。
伝え方は手段であり、目的は相手を動かすことです。
プロ名乗る方は資料の作り方とか、話の順番とか、表に見えるところばかりを強調します。
しかし、実際に現場でビジネスアイデアを考え、技術者に協力してもらい、資金調達して、お客様に買っていただいたという実戦を経験した者としての意見は「そんな生易しいものでは無い」です。
プレゼンテーションはトータル設計です。
- 根回し
- 座席の配置
- 直前のコミュニケーション
- 直後のコミュニケーション
- その後のフォロー
これらすべてがプレゼンテーションで相手を動かすために必要です。
人間の脳はストーリーを受け入れやすいので起承転結で説得する
TEDで最も人気のあるプレゼンテーションは65%がストーリー調です。
例えば、ブライアンスティーブンソンは3つの個人的なストーリーを18分間のプレゼンテーションに含めて、聴き手を動かし、100万ドルを集めました。
プリンストン大学のユリ・ハリソン氏は脳の人間の脳は物語に結びついていると言っています。
この研究は脳の血流と活動を測定して説明されています。
最初の15秒で印象が決まり、聴衆が集中して聞いていられるのは5分
コミュニケーションの有効性を調査しているQuantifiedCommunicatons社の研究では印象を決めるのは最初の15秒、聴衆が集中して聞いていられるのは5分と結論しています。
良く練ったストーリーを含めると説得力35%アップ、記憶に残る割合21%アップ
プレゼンテーションのストーリー展開を上手にすると聴衆の考えや行動を変えることができます。
一番説得力が高いのは起承転結に従う語りかけです。
プレゼンテーションスキルを身に付けると次のようなことができるようになります。
- 周囲の理解・協力・納得を得る
- 人を動かす
- 営業成績が上がる
プレゼンテーションスキルについては次の記事に詳しく書いています。
コーチングスキル
コーチングスキルとは、相手の目標達成をサポートするためのコミュニケーション方法の一つです。
相手の課題解決や目標達成の為に、相手の中にある答えを引き出す手助けをするスキルです。
「コーチング」はスポーツの分野で発展しました。
元々は選手のメンタルに注目し、潜在能力を高めることを目的とした「質問型」の指導方法です。
ビジネスの世界にもこれを応用することで、自ら考えて行動する「自立型」の人材を育成できます。
自ら考えて行動できる人材が揃ったチームはビジネスでも業績が良くります。
リーダーに必要なスキルです。
「傾聴」「質問」「評価(承認)」の3つを効果的に使うことで人のやる気を引き出す
コーチングでは「教える」「アドバイスする」という事はしません。
その代わりに「問いかけて聞く」という対話を通して、相手本人から様々な考え方や行動の選択しを引き出し、その選択を実際に行動することを支援します。
コーチングスキルを身に付けると次のようなことができるようになります。
- 自立型の人材育成
- 自分の知識や体験を効果的にチームや人に伝える
- 人に合った導き方法を見つけられる
- 目標達成や課題解決の促進
- 課題や問題の具体化
- 信頼関係の構築
- マネジメント/リーダーシップの強化
コーチングとは、
「思考」に違いを作る支援→「感情」に違いを作る支援→「行動」に違いを作る支援→「結果」に違いをつくる支援
というプロセスです。
コーチングスキルについては次の記事に詳しく書いています。
リーダーシップスキル
リーダーシップとは人を導く力です。
本質は「勇気」「前に踏み出すこと」「大きな何かに貢献すること」です。
日本では「統率力」「指導力」と表現されます。
リーダーシップは具体的に特定しにくいためにスキルとして考えると意味が曖昧になります。
しかし、集団機能の観点からPM理論として落とし込まれているものがあります。
PM理論においては2つの要素で構成されている
PM理論は「チームを発展させる機能は何か?」を追求する中で生まれました。
次の2つで構成されています。
- 標達成機能(Performance function)
▶成績と生産性を向上させるスキル(目標を定めて計画を立てて指示を出す) - 集団維持機能(Maintenance funvtion)
▶チームを強化・維持させるスキル(チームや組織全体の人間関係に着目して友好を保つ)
2つの頭文字を取ってPM理論と呼ばれます。
2つの機能の大きさによってリーダーを4つパターン(PM、Pm、pM、pm)に分類します。
PとMの2つの能力が大きいPM型はリーダーの理想像です。
リーダーシップスキルを身に付けると次のようなことができるようになります。
- 明確なビジョンを持ち、組織の方針と方向を示す。
- 組織のパフォーマンスを高める
- 個々のモチベーションを引き出す
- チームと個人の育成
- 自発的行動を引き出す
リーダーシップスキルについては次の記事に詳しく書いています。
ファシリテーションスキル
Facilitateとは「促進する」という意味があります。
ファシリテーションスキルは会議等の場で合意形成や相互理解が深まるようにサポートするスキルです。
会議や参加者本人を活性化して、お互いの協力と行動を促進させるリーダーとしての能力の一つで、コミュニケーションに関わる多くのスキルが必要です。
会議などで司会進行役というと時間通りに議題を消化していく、課題を消していくというイメージになりがちです。
ファシリテーターというと、何かを生み出す生産的なイメージが湧きます。
ファシリテーションは成果を生み出す手法です。
高めると創造的で生産的な会議を運営できるので成果と行動が生まれる
ファシリテーションは高度なスキルです。
その場にいる全員の個性と能力を引き出すことに関わる能力だからです。
その場にいるメンバー全員で課題を抽出して磨き込みをすること、解決策を磨き上げること、計画を共有して行動を起こしてもらうことができれば、ゴールやビジョンに向かって皆が協働できます。
ファシリテーションスキルを身に付けると次のようなことができるようになります。
- 会議参加者全員が会議とプロジェクトにおける存在意義を感じる
- 生産的な会議運営ができる
- 個人の主体性を引き出して協働関係を生み出す
- メンバー同士の信頼関係構築
- メンバーのベクトルを目標に向ける
- 仕事やプロジェクトの明確なゴールを共有する
- 不意不測の事態でも動揺しないチーム・組織運営
ファシリテーションスキルについては次の記事に詳しく書いています。
セールススキル
セールスとは「顧客に自分を選んでもらい、自分から商品やサービスを購入してもらう」ことです。
セールススキルは次の5つで構成されます。
- 課題発見力
ユーザーは商品が欲しいのではなく、課題を解決した未来が欲しくて購入します。 - 傾聴力
真の課題はユーザーの中にあります。本人が言葉で表現できない場合もあります。 - 行動力
新規/既存に関わらず顧客と接する機会を得るための行動です。 - 情報収集力
世の中の変化に関わることを知識として取り入れることがより良い課題解決策の提案につながります。 - コミュニケーション力
コミュニケーションに関わる全てのスキルが大きく影響します。
売り手が買い手よりも圧倒的に多いので売り手(セールス)にとって大切なのは「提案の差別化」
今の時代は売り手が買い手よりも圧倒的に多いので、買い手が売り手を比較しています。
従って、差別化が重要となります。
しかし、商品やサービスはすぐに真似をされてしまうので最も重要なのは「提案の差別化」です。
セールススキルを身に付けると次のようなことができるようになります。
- 売り上げを伸ばす
- 同じ顧客に複数の商品やサービスを買ってもらえる
- 同じ顧客により高価な商品やサービスを買ってもらえる
- 何度も購入してもらえる
- 新規顧客を獲得できる
- 顧客を紹介してもらえる
セールススキルについては次の記事に詳しく書いています。
マーケティングスキル
マーケティングとは「ユーザー(顧客)を見つけて連れてくる」ことです。
そのためにはユーザーが何処に居て、何を考えていて、どうなりたいのかを推し量る能力(ユーザーを理解する能力)が必要です。
マーケティングスキルとはユーザーを理解するスキルであると言えます。
成功させるにはユーザを徹底的に理解するべし
ユーザー(顧客)を徹底的に理解するとその商品やサービスを購入する本質的な理由に気が付きます。
マーケティングスキルを身に付けると次のことができるようになります。
- 世の中の人々が何を考えて何を求めているのかを感じ取れる。
- 世の中の人が困っていることに気が付く
- 上記2つからアイデアを練る
- アイデアを商品やサービスと言った形にする
- 誰のどう伝えると売れるのかを形にする
WEBマーケティングでいうと次のことができるようになります。
- 刺さるかどうかの判断基準
- SNSでバズるか
- Google検索におけるキーワードや検索意図(SEO)
- アフィリエイトなどのコンバージョンアップ(CRO)
- 行動起こした瞬間に働く感情の理解
Google提唱のマイクロモーメントはモバイル時代の基本です
マイクロモーメントとは「人が何かをしたいと思った時にスマホを使って行動を起こす瞬間」のことです。
スマホを使って調べたり、購入したり、といった行動は、ユーザーが動機を得たからです。
動機によって行動し、求める未来の為に商品やサービスや情報を手に入れようとします。
具体的には次の通りです。
- 入園準備をしよう→検索→入園グッズ購入
- 美味しいピザを食べたい→検索→お店に予約
- 喉が痛い→検索→喉の痛みを取る方法を知る
詳しく知るにはGoogleのページを見た方が良いのでリンクを貼っておきます。
マーケティングについては次の記事に詳しく書いています。
(WEB)ライティングスキル
ライティングスキルは紙面とWEBで違います。
今の時代においてライティングとはWEBライティングです。
Googleにも読者にも好かれて検索結果上位に表示してもらう技術です
「Googleに好かれる」とは、Google検索エンジンが記事の内容を正確に理解でき、正しくインデックスし、高評価することです。
「読者に好かれる」とは、ユーザーの悩みが解決して、自分の知りたい情報がすぐにわかり、多くのユーザーに記事を最後まで読んでもらうことです。
どのデバイス(スマホやタブレットやPC)で見てもユーザーにとって読みやすい記事にする
基準とするデバイスはスマホでOKです。
見やすさは次のとおりです。
- 改行ごとの文章の長さ
- 画像サイズ
- 見出し
- 構成
WEBライティングを極めると次のことができるようになります。
- WEBサイトに人を集める
- ページビューを増やす(PV)
- アフィリエイトで稼ぐ
- WEB広告で稼ぐ
- 副業収入を作れる
WEBライティングについては次の記事に詳しく書いています。
まとめ
「スキルアップしたい=稼ぎたい」なら、できるだけ多くのスキルを同時に磨くことです。
全てのスキルは相互に絡み合って成り立っているので、並行して学んでいくことが最も効果的です。
多くのスキルを磨いて身に付けるためにはいろいろなことに関心を持って、自ら役割を引き受けると良いです。
- 友人の誕生会を主催する
- バーベキューを主催する
- 勉強会を主催する
- 県人会を主催する
- 同期会を主催する
- 入社で一か月経ったら同期ではなく先輩とつるむ
- 更に3か月経ったら一年後になりたい自分のイメージと重なる人とつるむ
ひとつやふたつスキルだけを身に付けても稼げるようにはなりませんし、周りから評価されることも殆どありません。
ビジネスの世界で求めらるのは、結果を出せることです。
綺麗な書類、読みやすい文章、とても話しが上手い、それ等ができることが評価基準でもなく求められている事でもありません。
「人に行動を起こしてもらうために必要なことをできる」というのがスキルであり、稼ぐ力です。
ご質問やご相談は下記LINE公式アカウントより、お気軽にご連絡ください。
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